第1子をジャングルで出産すると話題の元水曜日のカンパネラ・コムアイさん。
パートナーは映像作家で文化人類学者の太田光海(おおたあきみ)さんで、結婚はされていません。
太田さんは、実は高校時代に留学経験があり、海外大の博士号を取得されているエリートなんです!
今回は、太田光海さんの学歴を深掘りしていきます。
- 太田光海 プロフィール
- 太田光海 出身高校・大学
内縁の妻コムアイさんの出産はこちらで紹介しています

太田光海プロフィール

- 名前:太田光海(おおたあきみ)
- 生年月日:1989年10月2日
- 年齢:33歳(2023年5月現在)
- 出身地:東京都目黒区
- 血液型:A型
- 職業:映像作家、文化人類科学者、合同会社トケスタジオ代表
- パートナー:コムアイ(元・水曜日のカンパネラ)
- 身体的特徴:寒さや暑さに強い、胃が強い
- 得意なこと:料理
大学院時代にイギリスで過ごした経験から、日本の冬は秋程度に感じ、卒業制作の撮影のため滞在した熱帯雨林(ジャングル)の経験から、真夏でもそこまで暑く感じないそうです。
また、よく自炊をされていて彼女のコムアイさんに振る舞っているそうです。
炊き込みご飯とお味噌汁といった定番の和食から、ビーツと卵のスープ、「胡麻とコリアンダーパウダーを醤油とオリーブオイル」を混ぜてドレッシングを作ったりと、料理が得意なようですね。
太田光海の学歴
高校:東京都立青山高校
【高校1年生の夏~1年間:オランダの高校へ留学】
大学:神戸大学 国際文化学部
大学院(修士号取得):社会科学高等研究院(EHESS)(フランス)
大学院(博士号取得):マンチェスター大学グラナダ映像人類学センター(イギリス)
高校:東京都立青山高校
4月10日、朝の自習室の様子です。スローガン「勉強、部活動、学校行事、三兎を追え!」を叶えましょう! pic.twitter.com/bltvy66svm
— 東京都立青山高等学校 (@tokyoaoyamahs) April 9, 2023
高校は、東京都立青山高校へ入学されています。
明治神宮野球場のすぐそばにある、東京都内でも指折りの進学校です。
- 偏差値:71
- 東京都の「進学指導重点校」「英語教育研究推進校」に指定
- 自習室は7:30~20:00まで使用可
部活は、当初サッカー部でしたが、顧問と喧嘩してやめたそうです。
その後、軽音部に所属され、日本帰国後の高校生活を支える糧となったそうです。
高校1年夏~:オランダ留学(1年間)
太田光海さんは、高校1年生の夏からオランダに留学されています。
中学3年生(15歳)の時に、Youth for Understanding (YFU)を通して行われた英語・面接の試験に合格して留学生として選ばれたそうです。
オランダでは、アムステルダム近くのヴェースプという町で、一般家庭にホームステイしながら現地の高校へ通っていました。
数ある国の中からオランダを選んだ理由は2つあるそうです!
- 「役に立つ」という理由ではなく、純粋に「現地の人と理解し合いたい」という理由で必死に学ぶという経験が今後の人生に生きてくると考えたから
- オランダが移民大国で「大胆な政策をいち早く導入する自由な国」というイメージがあったから

15歳でここまで考えられるなんてスゴイ!
オランダでの高校生活はこちら!
- クラスメイト27人
- インドネシア系、インド系、セネガル系、中国系の様々なエスニック・バックグラウンドや宗教を持ったクラスメイト
- コミュニケーションやディスカッション中心の授業
- 第二次世界大戦のテーマでは、「原爆を落とされた国」の人間として発表
- 地元のサッカーチームに入って、週末はリーグ戦をする
- 意見の違いを排除せず認める環境のもと、活発な少年になる
オランダでの経験は、一言で言えば僕の人生の方向性を根本的に変えるほど大きなインパクトだった。それはまるでこの世界にもう一度生まれ直したような体験で、今の自分のベースを作った。
note「連載「カナルタ コトハジメ」#2 「異文化」のオランダで生まれ変わった15歳の自分」
太田光海さんにとって、オランダ留学は人生のターニングポイントだったと言えます。
大学:神戸大学 国際文化学部


大学は、兵庫県にある神戸大学国際文化学部(現・国際人間科学部)へ進学されました。
3年生で学部生の40%が1年間留学に行くという、異文化に開かれた学部です。
文科人類学ではなく、「カルチュラル・スタディーズ」が専門の小笠原博毅先生のゼミに所属されています。
ゼミでの様子はこちら!
- 基礎知識をつけるために専門書を読み込む
▶カール・マルクスの「資本論」を本気で輪読など - 飲み会は激しくどんちゃん騒ぎ
- 小笠原先生に行ってこいと言われ、日雇いバイト+先輩から借金をして南アフリカのW杯へ行く(3回生)
▶小笠原先生の元教え子・ギリス在住のジャーナリストと合流し、元黒人強制居住地区の取材にも同行
また、パリ留学から帰国後は、小笠原先生のゼミに加えて、科学哲学・科学史が専門の塚原東吾先生が企画するイベントに参加するようになったそうです。
脱原発のデモに参加したり、東日本大震災のボランティアとして活動されています。
大学3年:パリ第七大学へ留学(1年間)
旅をして、写真を撮ることにのめり込む
大学3年生のとき、交換留学制度を利用して1年間パリ第七大学(現在はパリ大学に統合)へ留学されています。
パリ大学は、日本でいう名古屋大学のレベルです。
パリ留学時代に、かつて嫌いだった「写真」という表現に魅了され、のめり込んでいったそうです。
留学時に親に借りたコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)片手に、いろいろな場所へ旅もされています。


・バルカン半島に向かって、アルバニアから入ってコソヴォ、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ
・ポルトガルから入ってスペイン経由でモロッコの砂漠まで陸路と海路で回る旅
パリから日本に帰国する時は、シベリア鉄道に乗って空路を一切使わずに帰ったそうです。
大学院(修士号取得):社会科学高等研究院(EHESS)(フランス)


社会科学高等研究院(EHESS)の授業以外は、映画鑑賞にのめりこむ
最終的に、収支論文は首席レベルの好成績をゲット
在学と同時に、共同通信パリ支局でカメラマン兼記者として仕事もする
大学院は、パリの社会科学高等研究院(EHESS)に進学され、人類学を専攻されています。
社会科学高等研究院(EHESS)は、社会科学分野でフランス最高峰とよばれる学校だそうです。
「学生」ではなくひとりの「研究者」として扱われる授業に必死についていったそうですが、白人でないマイノリティーへの拒絶の日々に精神が病んでいったとのこと。
精神を病む中、たまたま訪れた映画館で破格の年パスを購入し、EHESSの授業以外は映画館ですごしたそうです。
大学院(修士)時代は、膨大な量の映画を見ることを通して、映画に興味を持つようになっていきました。
修士論文は、20点満点中16点という首席に近い好成績を獲得し、人類学の修士号を取得されました。
また、EHESS在学中には、共同通信パリ支局でカメラマン兼記者として仕事もされています。
大学院(博士号取得):マンチェスター大学グラナダ映像人類学センター(イギリス)
奨学金でイギリス大学院へ進学
2年目からエクアドルの先住民族の村に滞在(約1年間)
「カナルタ 螺旋状の夢」を制作
パリの社会科学高等研究院(EHESS)卒業後、1年間の準備期間をへて、イギリスのマンチェスター大学グラナダ映像人類学センターへ進学されています。
イギリスへは奨学金をゲットしたうえで進学されました。
イギリスの大学院では博士号を取得されています。
1年目は先行研究の洗い出しや渡航後のプラン作りをされ、2年目からエクアドルのアマゾンでの撮影を開始されました。
- 調査・撮影場所は、エクアドル南部の「シュアール族」
- 1人きりでアマゾンへ入り、約1年間滞在する
- 1年間の滞在の間、資源採掘業者のスパイだと疑われて殺害予告を受ける
▶避難先は「ワンピス族」ので数ヶ月世話になる - ワンピス族は、のちにコムアイの出産場所に決まる
「カナルタ 螺旋状の夢」の映像はこちら!
「カナルタ 螺旋状の夢」は、世界各地で評価されています。
【最優秀長編ドキュメンタリー賞】
・フィレンツェ・フィルムアウォーズ(イタリア)
・カルカッタ国際カルト映画祭(インド)
・ニューヨーク・ムービーアウォーズ(アメリカ)
・ビヨンド・アース映画祭(インド)
【最優秀長編ドキュメンタリー賞&最優秀監督賞】
・ニューシネマ・リスボン国際映画祭(ポルトガル)
【観客賞】
・エセックス・ドキュメンタリー映画祭(イギリス)
【最優秀学生監督賞】
アジアン・シネマトグラフィ・アウォーズ(フィリピン)
まとめ
太田光海さんの学歴について深掘りしました。
太田光海は、博士号取得というすばらしい学歴だとわかりました。
一方で、コムアイさんに妊婦禁忌のハーブを与えてしまうという仰天エピソードも。
コムアイさんの出産については、映画化されて2024年6月以降に日本でも公開されるとのことです!
内縁の妻コムアイさんの出産はこちらで紹介しています

